行って参りました、パリなかやまさんがゲストスピーカーを務める今朝のHill's BreakFast。

朝の8時から六本木ヒルズに200人ぐらい集まっていたのでしょうか。バリッとオサレに決めた人達がたくさん朝から詰めかけておられました。
やっぱり、
パリさんの話は最高に面白かった
それはなぜか?――
この問いに対するぼくの答えはとてもシンプルで、それはパリさんが
毎日、現場を生きる本物の芸人
だから。これは「流しの仕事術」をつくる過程でもずっと感じていたことですが、パリさんの現場感、現役感が何よりも魅力的で、面白いのです。
対極の話をすると、
どんなに大手のお笑い芸能会社に所属していようと、日常のほとんどを芸とは無関係のバイトに費やしている人が、たまにポッとステージに立っても面白くないわけで(よっぽど稀有な才能がない限り)。
恵比寿横丁で日々、芸を磨かれている現場感、現役感が、六本木ヒルズのような超絶オサレな場所に立っても、パリさんにキラキラとオーラを放たせ、面白い話がバンバン飛び出てくるのだと思います。

さて、
「流しの仕事術」は恵比寿横丁常連のおばあちゃんの言葉――
「今の時代にこそ流しが必要なのよ」
の答え・真意を探すべく、パリさんの仕事論を徹底的に掘り下げていきました。
それは、まさに「パリなかやま包囲網」の如し。
パリさんの文章、武蔵美魂満載のイラスト、パリさんへの愛に溢れた動画、センスの光るブックデザイン、主戦場である恵比寿横丁各店とプロデューサーの浜倉さんのご協力、本書企画の原点である恵比寿新聞・高橋編集長のコラム……。
これらのことから導き出した、
答えは一体なんだったのか?
結論から言えば、パリさんにはパリさんの答えがあり、ぼくにはぼくの答えがあります。そして、読者の方も、本書を読んでご自身なりの答えが出るものだと思います(ぜひ教えてください)。
なぜなら、この問いに正解はないから。
ぼくの答えは、過去のブログ「誰に読んでもらいたい本か?」や「現存するターゲットをあげるのであれば……それはぼく自身だった」に記した通り、
これからは「個の時代」への傾倒が加速し、それに伴い不安を感じる自分のような人々が「個人で、自分の特技でメシを食う方法」や「闘うための一歩踏み出す勇気」を必要とするから。パリさんの「自分の特技、芸で生き抜く!」という一点突破の強みは、このブログの冒頭の話にもつながっていくものです。
パリさんの答えは、noteでの連載「流しが増えたほうが街は面白いはず!」や本書のあとがきにもあるように、おばあちゃんが若かった頃のように「街に流しや芸人が溢れていたほうが面白いから」というものだと思います。
また、先日のパリさんとの打ち合わせでとても印象的だった話は、
「流しには―少なくとも自分の場合は―契約がない。そこで大切になるのは、一対一の人間関係であったり、礼儀であったり、本当に人間の根底の部分だったりする。そこを蔑ろにしたらこの仕事は絶対にできない。そこを本で書きたかった、伝えたかった」
というもの。
これはぼくも激しく共感で、私事ながら代官山ブックスでは著者と出版契約という紙での契約を交わしていないのですが(交わしたほうがいいとよく言われますが)、これは適当にしているのではなく、ぼくは何かあればいつ、いかなる時でも著者の元にすっ飛んで行って納得するまで目を見て話をすると決めているから。
少し話はズレてしまいましたが、
数年後、パリさんが願っているように
「流しや芸人が街にあふれている世の中」
になっているでしょうか。
ぼくもそんな世の中を見てみたいし、そうなったほうが絶対に楽しいと思います。
願わくば、本書がそのほんの少しの一助になれば、これに勝る喜びはありません。
本書にまつわる話はいつまでたってもまとまらないので、ここでいったん終わりにします。
後日、これまでのブログを元に本書の特徴をまとめた「NAVERまとめ」風のブログをアップします!
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
何卒、「流しの仕事術」をよろしくお願い申し上げます!
アトレ恵比寿 有隣堂 253番の棚
<限定スペシャル特典>

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やっぱり、
パリさんの話は最高に面白かった
それはなぜか?――
この問いに対するぼくの答えはとてもシンプルで、それはパリさんが
毎日、現場を生きる本物の芸人
だから。これは「流しの仕事術」をつくる過程でもずっと感じていたことですが、パリさんの現場感、現役感が何よりも魅力的で、面白いのです。
対極の話をすると、
どんなに大手のお笑い芸能会社に所属していようと、日常のほとんどを芸とは無関係のバイトに費やしている人が、たまにポッとステージに立っても面白くないわけで(よっぽど稀有な才能がない限り)。
恵比寿横丁で日々、芸を磨かれている現場感、現役感が、六本木ヒルズのような超絶オサレな場所に立っても、パリさんにキラキラとオーラを放たせ、面白い話がバンバン飛び出てくるのだと思います。

さて、
「流しの仕事術」は恵比寿横丁常連のおばあちゃんの言葉――
「今の時代にこそ流しが必要なのよ」
の答え・真意を探すべく、パリさんの仕事論を徹底的に掘り下げていきました。
それは、まさに「パリなかやま包囲網」の如し。
パリさんの文章、武蔵美魂満載のイラスト、パリさんへの愛に溢れた動画、センスの光るブックデザイン、主戦場である恵比寿横丁各店とプロデューサーの浜倉さんのご協力、本書企画の原点である恵比寿新聞・高橋編集長のコラム……。
これらのことから導き出した、
答えは一体なんだったのか?
結論から言えば、パリさんにはパリさんの答えがあり、ぼくにはぼくの答えがあります。そして、読者の方も、本書を読んでご自身なりの答えが出るものだと思います(ぜひ教えてください)。
なぜなら、この問いに正解はないから。
ぼくの答えは、過去のブログ「誰に読んでもらいたい本か?」や「現存するターゲットをあげるのであれば……それはぼく自身だった」に記した通り、
これからは「個の時代」への傾倒が加速し、それに伴い不安を感じる自分のような人々が「個人で、自分の特技でメシを食う方法」や「闘うための一歩踏み出す勇気」を必要とするから。パリさんの「自分の特技、芸で生き抜く!」という一点突破の強みは、このブログの冒頭の話にもつながっていくものです。
パリさんの答えは、noteでの連載「流しが増えたほうが街は面白いはず!」や本書のあとがきにもあるように、おばあちゃんが若かった頃のように「街に流しや芸人が溢れていたほうが面白いから」というものだと思います。
また、先日のパリさんとの打ち合わせでとても印象的だった話は、
「流しには―少なくとも自分の場合は―契約がない。そこで大切になるのは、一対一の人間関係であったり、礼儀であったり、本当に人間の根底の部分だったりする。そこを蔑ろにしたらこの仕事は絶対にできない。そこを本で書きたかった、伝えたかった」
というもの。
これはぼくも激しく共感で、私事ながら代官山ブックスでは著者と出版契約という紙での契約を交わしていないのですが(交わしたほうがいいとよく言われますが)、これは適当にしているのではなく、ぼくは何かあればいつ、いかなる時でも著者の元にすっ飛んで行って納得するまで目を見て話をすると決めているから。
少し話はズレてしまいましたが、
数年後、パリさんが願っているように
「流しや芸人が街にあふれている世の中」
になっているでしょうか。
ぼくもそんな世の中を見てみたいし、そうなったほうが絶対に楽しいと思います。
願わくば、本書がそのほんの少しの一助になれば、これに勝る喜びはありません。
本書にまつわる話はいつまでたってもまとまらないので、ここでいったん終わりにします。
後日、これまでのブログを元に本書の特徴をまとめた「NAVERまとめ」風のブログをアップします!
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
何卒、「流しの仕事術」をよろしくお願い申し上げます!
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