10/25の「情熱大陸」は、ノーベル賞受賞者の山中伸弥さん。

iPS細胞とは一体何なのか、何がそんなに凄いのか、僕はよくわかっていなかったので大変勉強になった。

iPS細胞研究所所長 山中伸弥さん
http://www.mbs.jp/jounetsu/2015/10_25.shtml 


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―――山中伸弥さん 要約―――


・人口多能性幹細胞 iPS細胞
 タイムマシンで昔に巻き戻して、病気になる前の健康な細胞を
 もう一度作ることができる。

・山中さんは研究結果の発表から6年、異例の早さで
 ノーベル生理学・医学賞を受賞した。

・周囲の予想と裏腹に、ノーベル賞を受賞してiPS細胞関連で
 喜びを感じたことはない。常にプレッシャーにさらされている。
 革新的な技術でも実用化されなければ意味がない。

・実用化のために山中さんは研究者から経営者の立場にシフトチェンジ。
 iPS細胞研究所所長として重い荷物を背負った。

・山中さんが研究室に入ることはほとんどない。
 実験器具が1つもない部屋(京都大学)で仕事に取り組んでいる。
 研究者など430人を束ねる管理職。

・松岡修造さんが好きで格言カレンダーを飾っている。
 研究室だけでなく、家にも3種類ある。

・幹部会議を定期的に行う。
 本来、大学は教授会で方針を決めるが、山中さんは教授には
 できるだけ研究に専念してほしいので、別途会議を設けている。

・大学時代から今も昼間にジョギングは毎日行っている。

・iPS細胞の凄さ。
 受精卵が細胞分裂を繰り返し、皮膚細胞などになっていく。
 これまでこの流れは一方通行だった。だが、山中さんは皮膚細胞に
 4つの遺伝子を入れることで受精卵のような状態に巻き戻すことに成功。
 これがiPS細胞であらゆる細胞に変化できる。再生医療での応用に期待。

・さらに難病患者の細胞を取りだし、複数に培養できる。
 それによって新薬を何パターンも試すことができるので、新薬の研究にも
 大きく貢献している。

・研究所は複数の研究者(教授)がオープンラボで、個室をもたずに
 各自の研究をするスタイル。壁がないので交流は盛んにできるうえ、
 共通の機械はラボに1台で済む。

・通常、細胞の研究は患者との接点がない。
 だが、iPS細胞は難病の患者からつくっているから接点が多い。
 さらに患者はどんどん容体が悪くなるので時間との戦い。
 実験室でありながら、病院にいるような感覚。

・このままでは長期的な研究に安心して取り組めない。
 研究所のスタッフの大半が有期雇用であり、派遣。
 5年後は研究所にいない人ばかり。

・人材と研究費の2つをどれだけ10年、20年確保できるかにかかっている。
 今の大学の制度では財源を確保できない。

・建築家・安藤忠雄の呼びかけで、大阪の経営者らに支援を要請。
 5年間で約4億円の寄付を受けられることに。

・安定した運営ができるよう、どこへ行っても頭を下げ、寄付をお願いする。
 ※言うまでもないが山中さんはノーベル賞受賞者である。

・アメリカでiPS細胞の研究を進める道もあったが、日本を選択。
 開発が海外で進むと日本の患者が後回しになったり、医療費が高額に
 なった例が今までにたくさんある。

・中学の自由研究「記憶力」に関するレポートが中学生のレベルではない。

・工場を経営していた父の薦めもあって医者になった。
 そこで見たのは医学で治せない難病患者が数多くいるという現実。
 医者をやめて研究者になったのは、今治せない病気や怪我の方を
 研究によって将来治したい。苦労して掴んだ医者の立場を捨てた。

・原点であるアメリカのグラッドストーン研究所に今も毎月、数日は行く。
 研究者としての仕事をするために。オープンラボのつくりはこの研究所を
 参考にしている。

・グラッドストーンの女性教授談
 「彼は話しやすいし、みんなとの時間をとる。これが科学者には一番重要。
 人間的であることが大切」

・アメリカは研究者が楽しそう。日本では研究者が辛そう。
 僕は日本で研究者がもっと楽しい職業になってほしい。
 アメリカでは研究者が研究に集中できる。支援者が多数いる。
 クリエイティブな研究ができる。

・アメリカの病院は寄付でつくられているところが多い。
 でも、20年前はそんなことなかった。ということは日本でもこれからできるはず。

・自分の仕事はiPS細胞を医学応用、実用化すること。
 あと何年活躍できるかわからないが、少しでも実現したい。

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