先日、Yahoo!のトップニュースに「電子書籍の利用率が2割弱で頭打ち」というニュースが載った。

電子書籍の利用率が2割弱で頭打ち、「利用意向なし」が増加、「関心なし」と合わせると6割以上に
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160314_747958.html


これについて、現状の僕の考えを書いておきたい。


まず、電子書籍の時代は今後必ずやってくる。

電子書籍の話をする際に、必ず反論として返ってくるのが「紙の本」の存在である。

「本と言えばやっぱり紙だよね」「紙じゃないと読んだ気しないよね」といった類の反論だ。


そもそも、電子書籍と紙の本を対抗勢力・敵対関係のように話す時点で論点がおかしいのだが、それは後でゆっくり話すとする。

このような“紙の本信者”の方達に聞きたい。

その大好きな紙の本を1カ月で何冊、新刊で購入していますか?と。


・紙の本は好き。だけど、アマゾンの中古で買っている。

・紙の本は好き。だけど、ブックオフで中古で買っている。

・紙の本は好き。だけど、買うのは月に1,2冊ぐらい。

・紙の本は好き。だけど、情報はほぼスマホから取っている。


こういう人がほとんどではないだろうか?

少なくとも、僕のまわりの人を見渡すと、新刊を月に何冊も買っている、という人はほぼいない。あっても、経営者が勉強のためにビジネス書を何冊も読んでいるというものだ。僕はと言えば、多くて月に3冊である。


この状態では、いくら「紙の本が好き」「紙の本っていいよね」と言ったところで、紙の本でメシを食っている人達はそれだけでは食べていけない。好かれている思いだけで腹は膨れないのだ。

だから、具体的な他のアウトプット方法が必要になってくる、ということが1つ。


そして、電子書籍と紙の本は敵対関係ではないという話。

先日、ホリエモンのツイートが話題を呼んだ。こちらである。


スマホやPCで一瞬で情報が手に入る時代に、本だけ一瞬で届かないというのでは同じ土俵に立てない。

せっかく良いコンテンツでも、届く時間で負けていたら勝負にならないということだ。


これに関しては僕も実体験がある。

1年ぐらい前に、三毛別羆事件をテレビでやっていた。

三毛別羆事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E5%88%A5%E7%BE%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6


これを見た僕は「ヒグマやべー、こえー」と思い、同時に凄く興味が湧き、早速アマゾンで「ヒグマ」と検索した。そこで出てきたのがこれである。

羆嵐 (新潮文庫)
吉村 昭
新潮社
1982-11-29


この本、大元の単行本が出たのは1977年である。文庫が1982年、そしてKindle版が2013年に発売されている。

Kindle版があったから、僕はすぐに購入してその日のうちに読破した。

ヒグマへの強烈な興味を満たすべく、むさぼり読んだのだ。


これができるか、できないかって非常に大きいと思う。

人間の興味なんて移ろいやすいもの。この本が次の日に届くのと、その瞬間にむさぼり読めるのとでは天と地ぐらいの違いがあるはずだ。

だから、電子書籍の時代が来ると僕は思っているわけである。「情報が一瞬で届く」のが当たり前になっている時代に、本だけそれはNG、では時代に取り残されてしまうからだ。


こちらもぜひ見てみてください!

note版 『流しの仕事術』
https://note.mu/dbooks/n/n2ebd673b9c98 


※「まえがき」~「奥義01」まで無料公開しています。


 <END>
 

ライティング依頼(書籍、雑誌、WEB)、大歓迎です!
ライターとしての実績などは、上記をクリックしてご覧ください。


廣田喜昭の自己紹介ページはこちらです。
hirota@daikanyamabooks.com/代官山ブックス 廣田喜昭


WEBマガジン「特技でメシを食う」はじめました!

無料で読めるのでこちらからどうぞ。インタビューものです。

サロンはスタッフ育成で99%決まる
サロンはスタッフ育成で99%決まる

榎戸淳一
代官山ブックス
2013-10-28


流しの仕事術
流しの仕事術

パリなかやま
代官山ブックス
2014-10-20

 
Kindle版 『流しの仕事術
流しの仕事術

パリなかやま
代官山ブックス
2016-02-24


note版 『流しの仕事術』
https://note.mu/dbooks/n/n2ebd673b9c98